今回は、活動内容の紹介になります。今回は当団体のプログラムとして、月に一度に開催されている「子ども哲学教室」に参加されているお子さんたちとの間で、男女の社会的平等のお話、性的な関係のあり方や、性的同意の大切さについての語り合いの場が開かれました。
下記は、代表(北澤)による、まとめと報告のコメントです。
「……子ども哲学教室に参加してくれている中学生と、人権について、ジェンダー平等や、性の同意などについて2時間半ほどお話をしました。やってほんとによかったです!思春期真っただ中の男子と女子、私が教えるという立場ではなく、いろいろ教えてね~と言ってはじめました。
お話はだいたい次のような流れになりました。
日本は男女格差が大きい国です。なぜ男女格差が生まれてしまったか。男女格差が生まれた原因として「男女の役割分担についての社会通念・慣習・しきたりなどが根強いということがあります。それら人権の話しから始めて、世界の中で日本のジェンダーギャップがどう変化してきたか、現在世界146か国中、日本は118位(2024年)という低さです。
資料を見せたらその実態に驚いていました。
日本の男女差別の実態(同じ会社で同じ仕事をしていても給料が違う)などから始まり、女性の政治家がとても少ないこと、日本の今の現状などを話すことから、自分たちがどういう環境の中で生きているのか、また世界を見る必要性など、いろいろな事例から意見交換をしました。
性については、学校の教員の性犯罪が多いことなど、頭が良くても、社会的地位があってもアタッチメントが育まれていないと人を思いやること、自分の感情をコントロールする自制心も育まれないこと、そこから自分もパートナーも大事にする同意の大切さについて意見交換をしました。
自分を大切にするためにはイヤなことは「ノー」をきちんと伝えていいこと、相手を大切にするためにも相手の「ノー」を受け入れること、避妊方法なども含め広範囲の話しをしました。
参加された中学生のみなさんは大人で、かなりの知識を持っていました。親に話していないこともあったと思いますが、彼らが知らない事もたくさんありました。ネットの情報ではなく、正しい知識を伝えて、たくさんの話し合いができました。
自分や相手を大切にするためには、正しい知識を身につけることの重要性や、対等に関わると相手が心を開いてくれることを学びました。とても貴重な時間を過ごすことができ、参加してくれた子どもたちには心から感謝しています。
そして親子間のアタッチメントが健全に育まれているなと感じる発言もたくさんあって、安心しました。
思春期の難しい時期、信頼関係を保つことが。とても大切なんです」
